美容目的でにがりを使用すると、肌や髪に様々な効果があります。
にがりは、天然のミネラルを豊富に含んでおり、美肌や美髪に必要な栄養を補給することができます。
にがりは様々な健康法にも取り入れられていますが、今回は肌や髪の毛に使用することに焦点を置き、解説していきたいと思います。
にがりの効果効能
古い角質を除去
まず、にがりの効果の一つとして、古い角質を除去して肌を滑らかにする効果があります。にがりに含まれるミネラルが肌の角質層に浸透し、古くなった角質を取り除くことで、肌のターンオーバーを促進し、肌の透明感をアップさせます。
保湿効果
また、にがりには保湿効果もあります。肌の角質層を整えることで、肌の水分をキープし、乾燥を防ぐ効果があります。これにより、肌の乾燥や荒れを防ぎ、しっとりとしたハリのある肌を保つことができます。
髪や頭皮に効果的
さらに、にがりは毛髪にも嬉しい効果があります。髪の毛に含まれるタンパク質を補完し、髪のツヤやコシをアップさせる効果があります。また、頭皮の環境を整えることで、頭皮の健康を促進し、頭髪の成長をサポートします。
にがりの使用方法
水で薄めて使用する
にがりを美容目的で使用する場合の正しい使用方法は、まずにがりを水で薄めることです。にがりは直接肌や髪に使用すると刺激を与える可能性がありますので、必ず水で十分に薄めてから使用しましょう。一般的には、にがりを水で10倍ほどに希釈することが推奨されていますが、製品の説明等に従ってください。
筆者は精製水１００ｍｌに対して20滴ほどのにがりを入れています。
薄めたにがり水をスプレーボトルなどに入れ使用します。
お肌に付ける場合
肌の場合、にがりを水で希釈した後、化粧水や洗顔料に混ぜて使用する方法が一般的です。洗顔後の清潔な肌に化粧水やにがりを含んだ化粧水をパッティングすることで、肌に栄養を補給し、保湿効果を高めることができます。
髪の毛や頭皮に使用する場合
髪の場合、にがりを水で希釈した液をシャンプーやリンスに混ぜて使用する方法があります。シャンプーをする際に、にがりを含んだ液を頭皮や髪になじませ、その後、水で十分にすすいでください。髪に残留したにがりが頭皮を刺激する可能性があるため、しっかりと洗い流すことが大切です。また、にがりを使った後は、普段通りのヘアケアを行うことをお勧めします。
にがりを使用する注意点
にがりは薄めて使う
にがりを使用する際の注意点として、まずにがりの希釈を十分に行うことが挙げられます。にがりは高濃度であるため、肌や髪に直接使用すると刺激を感じる場合がありますので、必ず水で十分に希釈してから使用しましょう。
使用するにがりの種類
また、使用するにがりは食品用のものを選ぶようにしましょう。食品用のにがりは安全性が確保されており、肌や髪にも安心して使用することができます。工業用のにがりや不明な成分が含まれているにがりを使用すると、肌トラブルやアレルギーなどのリスクがあるため、注意が必要です。
にがりの使用頻度
さらに、にがりを使用する頻度についても適切に管理しましょう。肌や髪の状態に合わせて、過剰に使用すると肌のバリア機能を崩す可能性があるため、適度な使用頻度を守るようにしましょう。
肌に傷がある時は使用しない
お肌が傷ついている場合には使用しないでください。
傷口に塩を塗る事を想像してください。とても染みて痛いですよね。
どうしても使用する場合にはごく少量で試すようにしましょう。
パッチテストを行う事も大切
にがりを使用することによる効果や効能は個人差がありますので、自分の肌や髪の状態に合わせて様子を見ながら使用することが大切です。また、初めてにがりを使用する場合はパッチテストを行い、異常がないことを確認してから全面的に使用するようにしましょう。
まとめ
にがりは美容目的で使用すると肌や髪に様々な効果がありますが、正しい使用方法と使用上の注意点を守ることが重要です。希釈を十分に行い、食品用のにがりを使用し、適切な頻度で使用することで、美肌や美髪をサポートすることができます。自分の肌や髪の状態に合わせて慎重に使用し、効果を実感しながら、健やかな美容を目指しましょう。
