諦めないで!ガンコな便秘を救ってくれた身近な食べ物

健康・からだ

私は極度の便秘症でした。

思えば物心付いた頃から便が出にくいと泣いていた記憶があります。

学生の頃は便秘のせいか肌荒れが酷く悩みのタネの一つでした。

放っておけば1週間ぐらい平気で経ってしまいます。しかし膨満感や下腹部が膨らむなど不快感に悩まされていました。

社会人になってから初めて便秘薬を飲むようになりました。しかし朝出かける前にお通じが来ず、出先で激しく痛みだしたり移動中に便意をもよおしたりして耐え難い苦痛に襲われる事が多々あり、便秘薬を飲むタイミングが限られてしまい快適には程遠い状態でした。

その後はお通じが出やすくなるお茶・サプリメント・マッサージなど試してみましたが長続きせず振り出しに戻る日々でした。

いろいろ試しているうちに自分に合った便秘薬を見つけました。寝る前に飲めば出勤前にはなんとかお通じが来るので、気に入って毎日何年も飲み続けました。効きが良いと下痢のようになっていても溜まるよりは良いと思いやめられませんでした。


そのうち、いつしか痔が悪くなるようになりました。排便の度に出血したり座ると痛みがあったりして、便を硬くしてはいけないとますます便秘薬がやめられなくなっていました。

ほとんど下痢のようなお通じの日々を重ねるうちに、いよいよ痔が悪化し手術をする羽目になりました。

痔の手術の為に飲んだ下剤も効かないほど排便のメカニズムが狂っていました。

しかし痔の手術で大変な思いをしたのでこれを機会になんとか自然のお通じを取り戻したいと思うようになりました。

しばらくは病院で処方された便秘薬も併用しましたが、自分に合った方法を探してはチャレンジしてみました。

長年便秘薬に頼ってきたせいで、果たして自然な腸の蠕動(ぜんどう)運動が働くのかどうか不安もありました。

(※腸の蠕動運動とは腸の筋肉が動くことにより内容物を移動させたり便を排出させる機能の事)

便秘に良しとされている食物繊維を取り入れたり、朝起きたら冷たい水を一杯飲むなど一つ一つ様子を見ながらの挑戦でした。数日続けても効果が無ければ便秘薬に頼りお腹に溜め込まないよう気を付けました。

そんな中、たまたまバナナをたくさんいただいたので連日食べていました。ふと気がつくと朝自然にお通じが出る事がありました。

そして、これもたまたまプレーンヨーグルトがあったのでカットバナナにたっぷりかけておやつとして毎日食べていたらしばらくすると毎朝調子よく出るようになりました。

ヨーグルトとバナナには腸内環境を改善する為の乳酸菌とオリゴ糖が含まれています。

バナナには食物繊維が入っており、またバナナに含まれるオリゴ糖は乳酸菌と一緒に摂取することにより善玉菌を増やします。

つまりバナナとヨーグルトを一緒に食べる事によってより腸内環境を整える事ができるようになるのです。

オススメの食べ方は、朝食時にバナナ1本(適当にカットする)に対してプレーンヨーグルト(無糖)150g〜250gをかけるというとても簡単な方法です。

バナナの甘みで無糖ヨーグルトでもじゅうぶん美味しくいただけますが、夏場はこれにバニラアイス(半カップ)をトッピングしていました。

(傷みにくいバナナの保存方法)

またイチゴソースなどもかけたりして味にバリエーションを持たせたりしてみました。

バナナもヨーグルトも比較的安価で食べやすい事から長続きしています。

今現在もバナナヨーグルトを食べた翌日は快便です。

何十年と悩まされた便秘はこんな身近な食べ物で解消される事に驚きと喜びを感じています。

自然なお通じを望まれる便秘症の方はぜひ一度お試しになってみて下さい。

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