腫れて化膿するととても痛くて辛い粉瘤に悩まされてはいませんか?
今回思い切って手術をした夫ですが、術後の経過を画像と共にお伝えしていこうと思います。
手術までの診察・処置・費用はこちらをご覧ください。詳しく書いてあります。↓
粉瘤が腫れて痛いのでまずは膿出しの処置
うなじから15〜20cm下がった背中の真ん中に直径1.5cm程の粉瘤ができました。
皮膚科に行き、とりあえず痛みを取るため小さな穴を開け膿を出した後の様子です。
このあと本格的に粉瘤の袋を取り出す手術を受けることになりました。
手術方法は摘出術
今回行ったのは摘出術といい、粉瘤の袋を完全に取り出す方法です。
(術後2日目)
とても綺麗に縫合してあります。
局所麻酔をし、切開して袋を引き上げながら医療用ハサミで少しずつ切り離していきます。
袋とその下の皮膚組織の癒着(ひっついている)が強くて、引っ張られるのが痛かったと言っていました。
でも手術は15分程度で終了したそうです。
取った部分が陥没していますが、次第に元に戻ってくるそうです。
2日目からシャワー可能です。
術後の痛み
痛みは全くと言っていいほど無かったそうです。
場所が背中なので良かったのでしょう。
これが臀部(お尻)など常に当たる部位だと痛みを感じるかも知れませんね。
抜糸
抜糸は一週間後です。
痛みも無くあっという間に終わります。
(抜糸後6日)
傷口はしっかり塞がっていて、乾燥していました。
良い状態だと思います。
抜糸時の費用は300円ぐらいだと言っていました。
抜糸後の処置
抜糸後はサージカルテープ(紙テープ)で傷口を保護します。
このように切り口に対して直角に貼り付けていきます。
縫った後の皮膚は治ってゆく段階で広がろうとします。それをテープで止めることによって縫い目を綺麗に治すことができます。
短冊に切り少しずつ重ねるようにして貼ります。
皮膚と皮膚を寄せるように貼るのは良くないそうで、自然な感じで貼ります。
自然に剥がれるまでそのままでOKです。だいたい3日〜5日ぐらいです。
無理に剥がすと、せっかく綺麗に治ろうと再生した柔らかい皮膚を引っ張ってしまう事になります。
このテープは1ヶ月〜3ヶ月ほど続けると効果的です。
まとめ
粉瘤は放っておいても治りません。
痛みを伴う腫れを繰り返すようであれば手術が必要となる場合がありますが、大抵は本人の希望だそうです。
手術そのものは15分程度で終わります。(前後の処置や個人差によって時間は異なる。)
手術の翌日は入浴できませんが¥が、2日目以降は普通に生活できます。
術後の痛みはほとんど無し。
抜糸は一週間後。
抜糸後のケアはサージカルテープを貼ること。(貼らない場合もある)
お悩みの方の参考になれば幸いです。