引っ越しが決まったら一番に考えるのが、どこの引っ越し業者に頼もうかなという事ですよね。
今回は実際に大手3社にそれぞれ見積もりを取ってもらって、サービス内容の何がどう違ったのかをお伝えしていきたいと思います。
引っ越しの見積もり
荷物の量
絶対に必要な項目だと思いますが、まずどれだけの量を運ぶのかを1番に査定します。
それによって料金のベースが決まってきます。
荷物量によるトラックの台数
今回、引っ越し先の前面道路がとても狭く、大型トラックが入れない状態です。
ここで分かれた査定が
- 中型トラックと小型トラックの2台
- 中型トラック1台にギリギリ積め込む
- 念のため中型トラックを2台
でした。
トラックの台数と大きさによって金額に差をつけてくる業者もあれば、トラック台数での差額は付けないという業者もありました。
また、積みきれなかった荷物を個人で運んでもらえるのか?という打診をしてきた業者がありました。
見積もり段階で明確にしておかなくてはならない項目ですね。
移動距離
移動距離も引っ越し料金に関わってきます。
こちらは各社規定となっているので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
午前・午後
午前便は朝一番のスタートなので割と時間がハッキリしていますが、午後便は不確定です。
おそらく午前の仕事の進み具合によって変わってくるのでしょう。
料金的な反映は
- 午後便の方が安い
- どちらも同じ
- 午後便の値段で午前にやらせてもらう
と分かれました。
3の業者は相見積もりを取っていることを知っていたので、「ウチでやらせてもらえるなら」という話しの流れ的な部分もありました。
人手
実際に引っ越しの荷物を運搬する従業員ですが、例えば3人で来てくれるとしてその内の正社員とアルバイトの比率が1:2だったり2:1だったりすることがあるそうです。
これが金額に反映するかどうかは定かではありませんが、作業の正確性においては正社員の方にやってもらいたいのが心情ですよね。
しかし、中にはアルバイトの教育をとても大事にし自信をもって送り出している会社もありました。
その辺りも尋ねてみる価値ありそうです。
日程
引っ越しシーズンの3月は間違いなく料金が高いそうです。
2月の引っ越しの見積もりを取ってもらいましたが、3月末になるとその倍の値段になってくるそうです。
可能であるなら期間をずらした方が節約になりますね。
オプション
段ボールの値段
大抵は段ボールはサービスされていますが、中には個数限定だったりして有料の場合もあります。よく確認しておきましょう。
梱包が楽になる箱のサービス
荷物の梱包を楽にするサービスで、食器や衣類、靴などをそのまま入れることができる箱を貸してもらうオプションがあります。
手軽に詰め込むことができるので楽ですが、このサービスを利用するとほぼ間違いなく料金は高くなります。
これも賛否両論で利用者側の意見としては梱包作業が楽な反面、誰が使ったかわからない物に自分の物が触れるのが嫌で、食器など洗い直すという方もいるそうです。
またシューズケースなども臭いが気になるそうです。
そしてなにより、引っ越し直後にそのケースを空にして返却しなくてはいけないのがストレスになるそうです。
このサービスをやめてしまったというある業者側の理由は、一度貸し出したケースは毎回洗浄しなくてはならないという事と、洗浄しても臭いなどが移って取り切れない事もある、などの理由で、手間とコストがかかり廃止に至ったそうです。
その分、引っ越し料金をお値打ちにできるようになったそうです。
そして、食器を包むことができる保護シート200枚をサービスで付けているそうです。
相見積もりを取った方が良い理由
料金格差が激しい
今回3社の見積もりを取りました。
同じ内容(引越し)なのに、実際に出た金額で10万円の差が付きました。
会社の方針がわかる
話していると、その会社が何に重点を置いているのかわかってきます。
作業中心なのか、お客さんのニーズに応える事に気を配っているのか割と見えてくるのです。
実際に作業するのは引っ越し担当の人ですが、会社全体の雰囲気をつかむことも業者の決め手の一つだと思います。
安心感
ブランド力に惑わされず、実際に見てもらって話してみて、具体的な引っ越しのイメージが湧く業者がオススメです。
細かい部分の料金の説明もあり、何かあった時の対処も考えてもらえ、方法も1拓ではなくいくつか提案してもらえることが安心感につながります。
まとめ
相見積もりをとるのが苦手だとか、面倒に思う方もおられるかと思いますが、引っ越し料金は業者によって大きく違います。
お得で安心できる業者を選ぶことによって快適なお引越しができます。
相見積もりは時間が取れなければ他社同席でも構いません。
ぜひオススメしたいと思います。