紙オムツをゴミ箱に捨てて、次のゴミの日まで置いておくと臭いが気になりませんか?
フタ付きのゴミ箱でも、ビニール袋に入れても、どうしても臭いはモレてしまいますよね。
そんなオムツの臭いにお悩みの方に、消臭効果がバツグンの新聞紙で簡単に作れるゴミ袋をご紹介します。
新聞紙の消臭効果
新聞紙は古紙でできていますが、その古紙の原料となるものは木材です。
木材の繊維はセルロースという炭水化物で構成されていて、水分を吸着します。
また紙を強くするために添加されているでんぷんも同じような性質を持っています。
新聞紙の繊維の層には隙間が多く、そこに臭いが入り込む事によって吸湿・脱臭効果が高くなるのです。
新聞紙でオムツの消臭用ゴミ袋を作る
消臭効果が高い事で知られている新聞紙ですが、紙オムツの臭い取りにも大いに活躍します。
だれでも簡単に作れる新聞紙ゴミ袋の作り方です。
新聞紙1枚を広げる
新聞紙を1枚広げます。右下の赤い紙は説明時に裏表をわかりやすくするために色紙で同じように折っていきます。
下から4分の1を折る
新聞紙の下から4分の1を横(新聞紙の長いほうの辺)折りします。
裏返して三つ折りにする
裏返して縦(新聞紙の短いほうの辺)に3分の1ずつ折り重ねます。
三つ折りの下の部分を挟み込む
三つ折りの下の部分を挟み込みます。
左右逆でもかまいません。
裏がえして上下逆にし下の部分を三角に折る
再び裏返します。
そして上下逆にして、下になった部分を三角折りします。
三角のとがった部分を上に合わせて折る
三角の部分を挟み込む
これで完成です。
出来上がった袋の底の部分を広げれば自立もします。
あとはこの袋に汚れた紙オムツを入れて、上部を折り返し捨てます。
すべてのオムツを包まなくても消臭効果がある
すべてのオムツを包むとゴミとしての量が増えるのが心配な方は、ウンチの時のオムツだけ新聞紙ゴミ袋に入れて捨てると良いかと思います。
同じゴミ箱の中なら、包んでいない物の臭いもある程度吸ってくれます。
新聞紙ゴミ袋の活用法
この新聞紙ゴミ袋は紙オムツだけではなく家庭内の至る所で活用できます。
生ごみ処理
新聞紙を2枚重ねて同じように折って作ります。
ある程度水分も吸いますし、臭い取りになります。
油の付いたものや、魚の内臓、野菜の皮、残飯など汁気を吸い取ってくれるので便利ですよね。
テーブルの上に
新聞紙を縦半分に切ったサイズで同じように折って作ります。
お菓子の包み紙や、ティッシュ、果物の皮など小さなゴミをまとめたいときにとっても便利です。
メイク時のゴミ入れ
半分のサイズのゴミ袋ならお顔のお手入れ時にも活用できます。
湿ったコットンや顔パック、汚れた綿棒、ティッシュなどもまとめてポイポイ入れて捨てる事ができます。
お菓子の取り分けなどにも
同じく半分のサイズでお菓子の取り分けもできます。
スナック菓子などを分ける時、お皿やティッシュの上に乗せて分けている方も多いと思いますが、この新聞紙の袋に入れれば後片付けが楽でティッシュを使いすぎる事もありません。
またお菓子の油分なども多少吸い取ってくれたり、ボロボロこぼれるのを防ぐ事もできます。
その他、草むしりやサイクロン掃除機のゴミ捨ての時など、活用方法はたくさんあります。
新聞を契約していない場合は?
ご両親など新聞を契約してみえる方にお願いすると、新聞を分けてもらえたり、作って下さると思いますよ。
新聞はすぐにたまってくるし、処分するにも大変です。
折り紙みたいなものなので、手先の運動にもなりますよ。
臭いでお困りの方はぜひ試してみてくださいね。