短期アルバイトで仕事をしていたら、仕事の手際がいいと褒められ社員のウケも良く、もしかしたらこのまま正社員に昇格できるかも、と思ったことはありませんか?
新しい人生の第一歩を踏み出せるのか、お伝えしていこうと思います。
短期臨時職員の役目
短期臨時職員の役目は、企業が特定の時期に人手が足らなくなる時の助っ人です。
猫の手も借りたいという例えがありますが、まさにそんな状態の時の猫の手替わりです。
難しいことはあまり無く、誰にでもできるような簡単な作業を任されることが多いです。
繁忙期を過ぎれば必要なくなるので、短期臨時という期間限定のお仕事になります。
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雇う側から見た短期臨時職員の立場
「この時期だけ手伝ってほしい」
という理由で雇用しています。
逆を言えば忙しい時期を過ぎれば必要は無くなります。
いつもの仕事量が多くなり、そちらに専念していると雑用まで手が回らなくなるので、差し障りのないことは臨時職員にやってもらいたいのです。
期間限定なので人間関係もさほど気にしなくても良いし、とにかく気分よく雑務をこなしてくれればありがたいので、丁寧に接してくれる企業もあります。(人使いが荒い所もあります。)
正社員への期待と憧れ
社員さんが親切で優しくて、仕事っぷりも褒めてもらえたりすると、最初はそんなつもりは無くても
『なんだかウケもいいし、仕事も慣れてきたから、もしかしたらこのまま正規雇用になれちゃうかな。』
なんて期待感が出てきたりしますよね。
社外秘などの仕事を任されると、認められた気分になります。
たまに一緒はいいけど、いつも一緒はイヤ
しかし、雇う側の理由から考えてみると、短期アルバイトが正社員になれる事は、残念ながら皆無に等しいと言っていいでしょう。
企業の規模が大きければ大きいほど、そうなります。
忙しい時に、決められた予算内で人員を確保するだけの事であって、正社員の枠を増やすという事はこれっぽっちもありません。
ですので、短期アルバイトは学歴やスキルもあまり重要視されません。
雑用さえできればいいのです。
面接で重要視されるのは
- 健康
- 短期間で打ち解ける事ができる人間性
- 雑用に向いているか
- 決められた期間はきちんと出勤できる状況か
そんな部分です。
ハウスクリーニングみたいなもの
短期臨時職員のポジションを例えるなら、ご家庭で頼むハウスクリーニングみたいなものです。
『年末の大掃除は時間もないし手が回らなくて、換気扇とコンロは業者に頼みたい。』
こんな状況に似ています。
お掃除屋さんにお金を出して、気分よく綺麗にしてもらえたら助かりますよね。
でも、お金もかかるし、普段は自分でできるから、一年中は必要としませんもんね。
夢は捨てよう
残念ながら、短期アルバイトから正社員に昇格することは、ほぼありません。
期間が終われば「ハイ、さようなら。」です。
その後企業から連絡が来ることもありません。
(次の同じ時期にアルバイトとしての打診はあるかも知れません。)
でも、それは当たり前の事です。
そもそも、短期・臨時という縛りで募集をかけているわけですから、それ以上が無いのは当然です。
お互いが了承した契約なのですから。
気持ちをアゲる方法
本来の目的を見失わない事です。
短期でお金を稼ぐ
この目的で勤め始めたのですから、それだけに専念すればよいのです。
さいごに
大きな企業ではまず短期アルバイトからの正規雇用の可能性はありませんが、個人事業主だったりするともしかしたら正社員として迎えてくれる所もあるかも知れませんね。
短期や臨時でお仕事される方のちょっとさみしい現実ですが、そこは割り切って、気持ちよくお仕事されると良いかと思います。
以上、短期臨時職員は働きが認められたら正社員になれるのか?でした。