ネコを買うならブリーダーをおススメする3つの理由

ネコを飼いたいけど、どこで購入しようか迷っているなら、ブリーダーから買われることをお勧めします。

ホームセンターの一角などにあるペットショップとは違った魅力が盛りだくさんです。

ブリーダーの利点

繁殖のプロフェッショナル

ブリーダーはある程度の猫種に的を絞って、良い血統で繁殖し、丁寧に育てています。

その猫の親も見る事ができ、どんな遺伝を持っているのかも知ることができます。

つまりその猫の出所がハッキリしているという事です。

中にはチャンピオンを育てているブリーダーもいて、そういう親のネコは品格もあり体も丈夫だったりします。

一方、ペットショップでは人気の品種であればどんどん量産せよとばかりに劣悪な環境下で出産させたりします。店頭に出せない子は繁殖に回されたりします。また悲しい運命になってしまう子もいます。

飼育環境が良い

ブリーダーは、子猫が生まれてから決められた日数が経過しないと引き渡しできないという規定を持っていることがほとんどです。母ネコや兄弟の側でたっぷりの愛情を受け、元気に過ごしています。

ある程度のしつけや社会性を身に付けてからの引き渡しとなるので、飼い主さんも扱いやすいと思います。

その都度汚れを取り替えたりしている清潔な部屋で過ごし、美味しいごはんをもらって、病気が見つかれば獣医さんに診てもらっています。

また、引き渡しまでに予防接種や健康診断を済ませている事が多いです。(費用は飼い主負担の場合がある。)

一方、ペットショップでは犬や猫その他の小動物を社員の人がまとめて面倒をみています。1~2匹のケージの中で大半を過ごします。ストレスをためているネコもいます。買った時点では遺伝や病気に気付かず、後々苦労する事もあります。

様々な知識を伝授できる

ブリーダーは猫の飼育のプロフェッショナルです。

譲渡の際には様々な知識を得ることができます。またその子についても詳しく知ったうえで買う事ができます。

例えば、爪の切り方・ブラッシングの仕方・餌を与えるタイミング・お風呂の入れ方・猫に適している食器・ケージでの育て方・おもちゃの与え方・去勢や避妊についてなどなど挙げたらキリがありません。

ブリーダーが今まで経験してきた様々な様子を、良いことも悪い事も余すことなく教えてもらえます。

これは猫を育てる側としても本当に助かります。本やネットの情報では知り得ない事もあります。

一方、ペットショップでは売るまでが仕事なのでそういった知識は持ち合わせていないか、もしくは教えてもらえないかも知れません。良い事ばかりを言われ、実際は思ったのと違うといった事態にもなりかねません。

自分の経験とペットショップのイメージ

私は過去に3匹猫を飼っていて、今回4匹目を初めてブリーダーから購入しました。

人から譲ってもらった猫、拾ってきた猫、ペットショップで買った猫、それぞれ大切に育て最後を看取りました。

拾った猫は素性が分かりにくいですが、それなりに可愛かったです。

ペットショップで買った猫は、売り側が病気を隠していたために、10年近くも患っていて可哀想でした。そして11年目に大病をして亡くなりました。それがあって、ペットショップを今一つ信用できなくなっていたのも事実です。

その後、ペットビジネスが横行し、劣悪な環境での動物の扱いを目の当たりにし、ペットショップでは購入したくないと思いました。

◆動物だけでなくスタッフまでも壊す、ペットビジネスの悲劇

「動物たちにとってショップのバックヤードは、ほとんど“生き地獄”でした」と言うのは、都内にあるホームセンター内のペットショップに勤めていたAさん。

Aさんが目にしたのは、表のショーケースには決して現れることのない犬猫たちの悲惨な姿だった。

「売れ残って行き場のない犬猫が常時40~50匹、身動きもできない狭いキャリーケースや小さな段ボール箱に入れられたまま、何年もモノのように積み上げられていました。衛生状態もひどく、ケースのなかは糞尿まみれ。常に異臭が漂っています。餌も一日1回のみ。スタッフがおしっこを掃除する回数を減らすために、水も少ししか飲ませない。そうした状態で5年近く放置されていた犬もいました」

◆ゴキブリにとって快適な環境に犬猫たちが閉じ込められている

地方都市のペットショップで働いていたBさんも、犬猫が置かれている環境の劣悪さを指摘する。

「ペットフードを保存しているバケツの中はゴキブリだらけで、食器にもゴキブリのフンがこびりついたまま。犬や猫が使う毛布が溜まっている洗濯物の中も、ゴキブリのすみかになっているんです」

バックヤードでの悲劇は、売れ残った犬猫だけの話ではない。

◆病気が蔓延。吐血や血便はしょっちゅう

「“新商品”として仕入れられてくる子犬や子猫も同じ」と、郊外のペットショップに勤めるCさんは語る。

「“新商品”は、呼吸用の小穴を開けただけの狭い運搬用段ボール箱に入れられます。長距離・長時間の移動を強いられて、店に着いても箱から出してもらえず、そのまま放置されていました」

劣悪な環境が犬猫の心身の健康に及ぼす影響を考えれば、病気が蔓延することは想像に難くない。

「吐血や血便はしょっちゅうのこと。病気になっても病院に連れていかず、獣医師を呼ぶこともしません。経営者の指示で、医療知識のない店員が市販薬を与えるだけ。仕入れた翌日に死ぬ子も珍しくありません。先天性の脳疾患が見つかった子猫が、治療もしてもらえず1年間放置されて死んだこともありました」(Aさん)

「仕入れた当初は元気でも、ストレスで鳴きすぎて声はかれ、下痢をしたり皮膚病になったりと、次第に体調を崩していく。心身ともに健康な子なんて、ほとんどいなかったと思います」(Bさん)

仕入れた命、売れ残った命をモノ同然に放置し、弱って死ぬのを待つかのごとく扱う。その光景はまさに生き地獄そのものだ。

◆動物好きなスタッフの心も病むペットショップの現実

動物が好きでペットショップで働き始めるが、その実態に絶望して辞めていくスタッフもいる。

「少しでも環境を改善してやりたくて、すぐには辞められませんでした。でも、半年しか持ちませんでした。店を辞めた今でもバックヤードのひどい光景が脳裏に焼きついていて離れません」(Aさん)

また、人手不足や過重労働が、犬猫の悲劇を助長しているケースもあるようだ。

 

※「あまりに酷いペット店頭生体販売の実態。動物好きのスタッフも壊す惨状」より引用

全てのペットショップがこうとは限りませんが、裏が見えないというのは怖い事です。
大きくなり過ぎた子や見た目が人気のない子は悲しい運命をたどるような気がします。

実際ブリーダーから買った猫を育ててみて

今回アメリカンショートヘアーのネコをブリーダーから購入しました。

手厚い指導を受け、何度も猫を育てていたにもかかわらず知らない事が多くて感激しました。

おかげで心配していたことがすべて解決し、良い環境で育てることができています。

もちろん猫も健康で元気いっぱいです。

子供がいる大家族ですが、物おじせず人懐こいネコで安心しました。

ブリーダーから猫を買う事ができて本当に良かったと思います。

ブリーダーもいろんな人がいるので、すべてが同じではないと思いますが、たまたま私の出会った方は素晴らしいブリーダーでした。

みんなの子猫ブリーダーというサイトです。(決して回し者ではありません。)

遠方からでも探しに来るほどだそうです。

せっかく猫を飼うなら、ペットショップの一目ぼれも悪くはないですが、ブリーダーが育てている猫をよーく吟味して、ベストマッチの子を選ばれることをおススメします。

(注:ここで言うブリーダーとは真摯な方々を想定しています。)

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