先日、我が家の床下にある水道管が破裂しました。
突然の出来事で戸惑いの連続でした。
滅多に無い経験なので修理の過程と費用などお伝えしていこうと思います。
朝から給湯の様子がおかしい
その日は朝から何かが違っていました。
違和感を確信したのはキッチンの給湯パネルを見た時でした。
湯を出すと燃焼を知らせる炎のマークが付くのですが、何故か水道をひねっていないのに炎マークが付いていたのです。
不思議に思ったけど、とりあえず給湯パネルで電源をオフにしてみました。
でもパネルの電源を入れると又炎マークが付きます。
突然の水道管破裂
お昼頃、突然激しい音がしました。
ゴーとシャーを合わせたような音でした。
外で道路工事でも始まったのかと我慢する事にしましたが、窓の外を見ても誰もいないので、もしや⁉︎と思い我が家の中に音の原因があるのではと歩き回るとキッチンのそばの床下からその音は聞こえてきました。
とっさに、水道管が破裂したと思いました。
パネルの炎マークは給湯の水道菅が漏れていて、蛇口を開かなくてもお湯を沸かし続けていたためだったのです。
いったいいつからこうなっていたのだろう?
真っ先に水道の元栓を止めにいく
慌てて屋外の水道メーターがある所に行きました。
メーターの針は高速回転していました。
元栓を止めなければいけないのに、何故かハンドルがありません。
こちらは並んで設置されているお隣さんの水道メーターです。↓赤矢印がハンドルです。
なんでウチのが無くなってるんだ⁉︎
水道の元栓が閉まらず市役所に電話
ハンドルが無いため元栓が締めれず、市役所の水道課に連絡しました。
折り返し電話するので待ってくださいと言われ、待っている間もじゃんじゃん水が出ています。
ようやく折り返し電話がかかってきたと思ったら、また状況説明を求められ、同じ事を2度言わされたのと水が止まらない異常事態にパニクり「とにかく早く来てくださーーーい!」と声を荒げてしまいました。
20分程で市役所の人が来てくれて、見てもらったら「なんでハンドルないんだ?」と言いながらお隣さんのハンドルをスポッと抜いて差し替えて我が家の水道を止めてくれました。
スポッと抜けるんなら教えてくれー!と思いました。
ちなみに新しいハンドルを付けてもらえました。
どうやら地域の水道工事の時に抜いたまま付け忘れたようです。
地域の市役所指定水道工事店に連絡
公共道路部分の修理は市役所の管轄ですが、敷地内は個人で直さなければならないそうです。
水道管が破裂する前から漏れていた可能性もあると言われ、そういえば前回の水道代がいつもの倍の金額だったのでその事を伝えました。
すると「市の指定水道工事店で直せば水道代の減免措置できるからね」と市役所の人が教えてくれました。
さっそく新築のときに少しだけお世話になった一番近いところの市の指定水道工事店に連絡し来てもらいました。
ベタ基礎に水が溜まった
我が家はキッチンに床下収納庫が無く、床下に潜るにはキッチンから一番遠い和室しかありませんでした。
畳を上げ床下に続く蓋を開けると目に飛び込んできたのは、ベタ基礎に溜まった水でした。
水面は2~3センチでしたが家の広さから考えると相当な量が出た事になります。
水道管修理は当日中に完了
水道屋さんはカッパを着て、修理個所を確認しに行き、いったん会社に戻り必要材料を揃えて、当日中に直してくれました。
床下の溜り水をポンプで汲み出し
床下に溜まった水はベタ基礎なので自然には抜けないためポンプを借りて一昼夜汲み出しました。
途中で水が無くなるとポンプのモーターが焼けつく恐れがあるので、夜中も何度も見に行って眠れない夜を過ごしました。
床下を扇風機で1週間乾燥
水がほとんど無くなってポンプを引き上げても、基礎のコンクリート部分はまだベタベタに濡れています。
これを乾かす方法として、扇風機を穴に向けて寝かせ1週間回し続けました。
水道管破裂修理の費用
水道工事店に支払った金額は19,440円でした。
もう少しかかると思っていたので、急な出費としては範囲内でありがたかったです。
次回は水道代の減免の手続きについてです。↓