過去3回に渡り、朝たんぱく質ダイエットの取り組み方や成果を書いてきました。
今回はそれにまつわる疑問などについてお伝えしようと思います。
朝たんぱく質ダイエットに向いている人はどんな人なのか
それはずばり朝食のたんぱく質が不足している人です。
コーヒー、トースト、フルーツなど一見綺麗に見える朝食でもたんぱく質が足りていないのです。
理想的な朝食を取っておられる方にはこの方法は効果が出ないと思います。
むしろたんぱく質の過剰摂取につながるかも知れません。
体を動かしたり維持するという栄養素が足りてますよ~と脳に指令を送りたいわけですから足りないものがある人には効果があるわけです。
私は理想的な朝食を作る事に時間を持てなかったので、手軽なソイプロテインでダイエットにチャレンジしました。
私の周りも全員そのソイプロテインで成功しています。
一同口をそろえておっしゃっていた事は「とても簡単で毎日習慣になってしまった」という事です。
何事も続かなければ効果が出ませんのでソイプロテインを使った方法は簡単に続けたい人に向いているのかも知れません。
そして何より綺麗に痩せたい・健康的になりたいという前向きな気持ちをもつ事が一番大事だと思います。
朝たんぱく質ダイエットはやり続ければ痩せ続けるのか?
答えはノーです。
エネルギーの余り物(脂肪)をある程度落とすと体重は横ばいになります。
つまりその人にとって健康を維持できる体重まで落ちると後は現状維持モードに変わります。
普段の食事が基礎代謝量より明らかに多いカロリーであれば超えた分は運動などで消化しない限り朝たんぱく質ダイエットでは追いつかないかもしれません。
生活習慣や年齢に大きく左右されるので一概に身長と体重という数字にあてはめられない部分があります。
ダイエットを目指す方の中にはいわゆるモデルのような体重になりたいと思っていらっしゃる方も少ないないと思いますが、モデル体重はやはり痩せすぎです。
そこに行きつくには運動や食事制限など負担をかけるダイエットをしなければならないでしょう。
そして体に負担がかかり健康にも良くありません。
朝たんぱく質ダイエットはその人が生きていく上でちょうど良いところに落ち着くような気がします。
毎日同じパターンで生活していると、100gも変わらない体重を維持している事に驚きます。
リバウンドはあるのか?
もちろん!あります!(キッパリ)
人間の体です。不摂生・暴飲暴食・体調不良など普段と違う事をすれば容易に体重は変化します。
朝たんぱく質ダイエットをしていても連日連夜どんちゃん騒ぎをすれば2kgぐらいスッと増えます。
病気をなどで食べられなかったりすれば体重は落ちてしまいます。
しかし、元の生活に戻り引き続き朝たんぱく質を摂っていれば、増減した分は戻りが早いというのがみんなの感想でした。
いつまで続ければいいの?
イベントに向けてちょっと頑張ってみようとか、この服がまた着れるまでとか、目的は人それぞれですよね。
目標が達成できるまででもかまいませんし健康維持や体重維持の為に続けたければずっと続けて良いと思います。
我が家では始めてから5~6年経ちますがすっかり習慣化して今でも毎朝続けています。
理想的なダイエット
本来ならばバランスの良い食事と適度な運動が一番だと思います。
いろいろな事情があってそれらがうまくできないし続かないという悩みを抱えた方々の為にまず自分が試して効果のあったこの方法を提案してみたわけですが、あくまで数あるダイエット法の一つなんだと理解していただきたいです。
そしてたんぱく質だけではなく偏りの無い食生活を心掛けると良いと思います。
ダイエット以外の効能!?
以前、海外に住んでいる息子が一時帰国した時に栄養補給になればと朝食事にソイプロテインを牛乳に混ぜて毎日飲ませました。
するといつも悩む時差ボケが無かったので、もしや効果があるのでは?!と思い今度は私が海外に行く時ソイプロテインを持参して行きました。
現地の朝食時に合わせてソイプロテインを飲んだところ時差に悩まされること無く1日も無駄にせず楽しむ事ができました。
これは前にも少し書きましたが朝たんぱく質を摂る事によって体内時計が正しく働くという事が証明されたような気がしました。
最後にやってはいけない事についてです。
病気などの理由でたんぱく質の摂取制限がある方。
当然のことながらお医者様と相談して下さい。
たんぱく質にアレルギーのある方。
(ソイプロテインは大豆が主成分です。)
痩せたいからと大量に摂取する事。
たんぱく質摂取は一日の適量があってそれを超えればやはり肥満の原因となります。
あくまで朝食時の理想の量に留めておくべきです。
ソイプロテインでダイエットされる方はイソフラボン含有量にも気を付けて下さい。
イソフラボンの一日の摂取目安量は70mg~75mgだそうです。
大豆製品などからも容易に摂れますのでサプリメントなどから摂取する場合は30mgに抑えると良いそうです。
(食事から摂れるイソフラボンはさほど気にしなくて良いそうです。)
私の使用したソイプロテインの表示には1回分でイソフラボン15mgとなっていました。
その他サプリメントを併用する場合、用量用法を必ず守って下さい。
体調に異変がおきた時は速やかに中止して下さい。
最後に、手軽さという意味で私が行ったソイプロテインを使用した方法を中心に書いてきましたが、たんぱく質を含む理想的な食事を作って召し上がっていただくことが体には最も良いと思われます。