新しいパソコンのリカバリUSBドライブを作る過程で、外付けHDDの中にある古いパソコンのバックアップデータが吹っ飛びました。
どうしてそんな事になったのか、忘れたいけど、備忘録がてらお伝えしようと思います。
Windows Vistaはサポート終了
今まで使用していたのは10年前に購入したDELLのパソコンで、OSはWindows Vistaでした。
ご存知のように、Vistaは2017年4月でサポートが終了しています。
Vistaを使い続けるのは危険
インターネットに繋いで使用するには危険が多く、また、バージョンアップもできなくなっているので、IE一つにしてもまともに表示ができなくなっている状態でした。
念願かなってようやく新しいパソコンを購入することができ、意気揚々と自宅に持ち帰って夕方から深夜にかけて、設定等を行いました。
素敵なクリスマスイブのプレゼントになりました。
新しいパソコンの設定
マカフィーの登録とリカバリUSBの作成を試みる
一夜明け、昨日のうちにやり残したマカフィーの設定とWindowsのリカバリUSBドライブを作っておこうと、朝からパソコンに向かっていました。
なにせ10年ぶりのパソコンの設定で、やや浦島太郎的な部分もあり、マカフィーの登録すら手こずる始末です。
新しいパソコンはマウスコンピュータで、家電量販店で広く取り扱うメーカーのパソコンのように「やさしい設定」とか「かんたんスタートアップ」などのマニュアルはありません。
でも、本来ならさほど難しい設定ではなく、手順通りに進めていけばなんのことは無いのですが、一つ勘違いや間違いをするとわけがわからなくなってしまいます。
朝っぱらから悪戦苦闘(大げさですが)してマカフィーを稼働させることができ、いよいよリカバリUSBドライブの作成です。
こちらも、手順通りに進めていけば何も迷うことなく作成できます。
難点といえば少し時間がかかることぐらいです。
他社さんですがこちらに載っているMicrosoftリカバリUSBドライブの作成と使用方法(Windows10)を参考にさせていただきました。
とてもわかりやすく、サクサクと作業が終わりました。
Windows10リカバリUSBドライブの作成先を間違えた
出来上がったUSBを抜いて、大事にしまってから、ふとパソコンを見ると、なんか嫌な感じ。
USBを抜く前にあった「回復ドライブ」という文字が残っています。
なぜ?と思ったのと、ヤバイと思ったのはほぼ同時でした。
バックアップデータ満載の外付けHDDが差しっぱなしでした。
データの移行をする前でした。
お気付きかと思いますが、リカバリドライブはHDDに内に作られてしまったのです。
当然のことながら、回復ドライブを作成すると、ドライブ上のすべてが削除されます。
心拍数が跳ね上がり、そのあと頭の中が真っ白になりました。
まさにホワイトクリスマスです。
数年間撮り続けた家族との写真10000枚以上。
大切な書類のファイル。
住所録。
ぜーんぶ吹っ飛びました。
パソコンを新調するためにわざわざ外付けHDD買ったのに、なんにも意味ないじゃん!?
もちろん、16GBのUSBの中身もからっぽ。
ちなみに、なんでもさっさと済ませたい性分の私は、ご丁寧にVistaもきれいさっぱり初期化済みでした。
外部記憶装置の指定先を確認しよう
さて、そんなわけで、外部記憶装置を使うときはどれを使用するのか、しっかり確認しましょう。
どうしても壊したくないものは、接続を外してから使用するのがおすすめです。
(線1本抜くだけだったのにね・・・)
失ったものは取り返せない(方法はあるかもしれませんが)ので、いつまでもクヨクヨせず、また新しい思い出を作っていこうと思います。